狼と香辛料II #9 狼と無謀な商談
わっちとロレンスのいちゃいちゃっぷりを見せつけられ,
実況では歯がみする夜がつづいている『狼と香辛料II』,第9回.
(前回の記事はこちら.狼と香辛料II #8 狼と蠱惑的な旅人 - DDC blog)
エーブとの話し合いを終えて明くる朝,わっちとロレンスはリゴロの家へ向かう.
今日もイチャつきながら.
わっち:「オスというのは本当に阿呆な生き物じゃの. メスが嫉妬して苦悩して,
自己嫌悪で可愛らしくめそめそしているのにそそられるんじゃろう?」
だからあんたの照れた顔なんてお呼びじゃないって!
たどり着いたリゴロの屋敷.応対に出たのはなぜかシスター.
修道院でもないのになんで?
関係ないけどシスターの出るアニメはハズレがないという噂は本当なんだろうか.
ロレンスは愛想よくほほえむが,それを見てわっちの足が出る.
ベタなシチュエーション.だがそれがいい!
現れた主人のリゴロは予想してたよりずっと若かった.
古い話に詳しく,会議の書記をするくらいだからよぼよぼかと思ってたけど.
リゴロはちょうど五十人会議が閉会して戻って来たとこだという.
ということは毛皮取引の決議は出たわけだ.儲け話の臭いにロレンスは食いつくか?
と思ったが,そのまま文献を借りて帰るわっちとロレンス.
今回はホントに商売っ気なしなんだな.
夕食に子豚の丸焼きを平らげて観客から拍手喝采をもらったあと
いつもの如く酔っぱらうわっち.支えて宿に戻るロレンス.
なんて羨ましいシチュエーションだ!
宿ではオヤヂとエーブが二人で重苦しい雰囲気で飲んでいた.
すげー胡散臭いツーショット.
ロレンスは二人と世間話をするが,途中でわっちが袖を引っ張る.
ぐはっ,反則的にかわいいんですけど!
下から見上げる女の子の表情って,男を殺せる.
ロレンスは一度部屋に戻ってわっちをベッドに横たえる.
酔ったわっちの無防備な寝姿に息をのむロレンス―
しかしそれも一瞬.寝返りうってイビキ.
色気のなさに溜息をつくw
毛布を掛けるロレンスに,「こわい」と呟いて手をのばすわっち.
旅も順調,危ないことに手を出してるわけでもなく,何より今回はケンカもしていない.
なにが怖いのか分からないロレンス.
頭をなでられたわっちは,「こういうことが怖い」と話す.
旅の終わりも怖いが,それよりももっと怖いもの,と.
分からなければいい,とわっちはお茶を濁して話を終えるのだが,これは何を指してるんだろう.
優しくされることに慣れてしまうこと,それを自分から求めること,か?
ロレンスは階下に降りて,エーブに今日の礼と報告をし,
さらにエーブが今回の件でどう儲ける気なのか,と単刀直入にたずねる.
エーブが扱う商品は石像.
教会に卸して聖母像として扱っていく物だそうだが
教会の権威の失墜や北への大遠征の中止で市場の景気がずいぶん悪くなっている.
なのでここで一気に売り抜けようとエーブは企んでいると言う.
そして宿のオヤヂと巡礼の旅に出るんだそうだ.
そんなに仲いいんだ,あんたら.
でも具体的にはどうするつもりなんだろう.
そこでエーブが提案してくる.
「あんたの連れを売らないか?」
〃 i, ,. -‐ r' ィ=ゝー-、-、、r=‐ヮォ.〈 / ! :l ,リ|} |. } / .売 . {. | ′ | } l レ-、{∠ニ'==ァ 、==ニゞ< | ら !∩|.}. '"旬゙` ./''旬 ` f^| | l(( ゙′` ̄'" f::` ̄ |l.| | な . ヽ.ヽ {:. lリ | . }.iーi ^ r' ,' ノ い !| ヽ. ー===- / ⌒ヽ . /} \ ー‐ ,イ l か __/ ‖ . ヽ、_!__/:::|\ ヽ
あんだとーーーーーー!!! ロレンスそいつ殴れっ!
で次回へ続く.
なにも知らずに寝ているわっちが不憫でならない.
エーブは,わっちの正体を知って,こんな話を持ちかけてきたんだろうか.
次回予告には怒った様子のわっちが映ってるし,凄い波乱の予感.
次も見逃せないな!