マザーボード P5K-E のオンボード LAN

 半年前にネットブックを買った事で,我が家でも本格的なLANを組んだ.
ファイアウォールソフトのせいで四苦八苦したモノの,ファイル共有設定はすみ,
さぁ,ファイルの転送だ,と張り切ってみればこれがさんさんたる状態だった.
有線 LAN で 3MB/s 程のスピードしか出ないのだ.換算すると 24Mbps といったところか.



無線ルータの方が対応していないので,ギガビットイーサとは行かないまでも
100Mbpsで接続されているはず.明らかに低速だ.
これじゃ USB 接続と大差ない.
これは尋常じゃないと思っていたのだが,サブノートであるネットブック
そんなに転送するようなファイルがあるわけでもなく,以降うやむやにしていた.



しかし最近になって,オンボード LAN の質が悪いという情報を目にした.
ソースは失念したが,使われているチップだかドライバだかが問題あるのだそうだ.
(ちなみに Marvell Yukon 88E8056 PCI-E Gigabit Ethernet Controller )
これはつまり,LAN カードから買った方が早い.



 という事でPCショップで物色してはいたのだが
いざ買おうとすると,そこまでする事でもないか,と,いつもの貧乏性が出る.
実際,常にLAN組んで大量のファイルのやりとりをしているわけでもないわけだし.
そんな事思いつつダラダラとしていたところ,ジャンク屋に500円で置いてあったので即購入.
Buffalo の LGY-PCI-GT だ.
新品の正規品でも2000円足らずで買える程度の安物なのだが,
ジャンク品を征するという行為が楽しかったりするわけで.



おっかなびっくり PCI スロットにさしてドライバを入れてみれば,これがアッサリと認識.
肝心のスピードも 10MB/s 前後出て好調.
やった,当たり引いた.
理論上は 12MB/s は出るはずだが,今までと比べると段違いだ.もうこれでいい.
さらに上を目指すなら,無線ルータをギガビットイーサ対応のものに買い換えるという手順となるが,
さすがに出費も大きくなるので今回はこれまで.



 で,残念ながらこれは有線LANでの話であって,無線LANの方は買い変わらずの低速である.
まぁこれは,ネットブックの方が安物無線LANカードを使っているからなんだろうが
ファイル移動の時だけ有線で繋ぐようにすればいいだろう.