かなめも #11 はじめての、看病

 原作のかなはもっと黒かったり怪しかったりするらしい『かなめも』,第11話
単行本買おう.
(前回の記事はこちら.かなめも #10 はじめての、気持ち - DDC blog




 外は秋雨.季節の変わり目.
代理はみんなに,体調に気をつけろと注意を呼びかける.
そこに現れたユーキは…




すでに発症していた.



 ひとまず寝かせ,救急箱を取り出すかなだが,薬がよく分からない.
いつもは薬に頼らず,お粥やすり下ろしリンゴで栄養を取っていたと話す.
そんな話に割ってはいる変態.




「わたしのおすすめは鍋焼きうどんね〜」


ポッキーゲームならぬ,鍋焼きうどんゲームで大妄想.
もはや看病でもなんでもないぞw





 夕刊の時間になって,倒れたユーキの分はユメが担当する事に.
恋人の分を受けて,いつも以上に元気いっぱいで配達にでかけるユメだが
配達しながらなぜか笑いが止まらない.ナチュラルハイ状態?
配り終える頃にはさらに暴走.橋の欄干を手放し運転




そもそもそこへどうやって登ったんだ!






 専売所に戻ってきた頃にはテンションダウン.どころか,熱が上がって倒れてしまった.
ユーキと一緒の布団で寝かしつけられる.



え,二人一緒の布団で良いんですか? これはまさかの…



ユメ:「風邪って汗いっぱいかくと治るんだよね.じゃあ,汗かく? 一緒に





キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
お邪魔ネコとか放送カットとかあったけど,ようやくかなめももここまで来たよ!






と,期待してた次のカットは.



なんで地球防衛軍やねん!





 何事もなかったかのように次の日の朝.体調よくなったユーキが起きてくる.
ユメの調子はどうか?とかなに聞かれて,


「…疲れて眠っています」



きのうは おたのしみ でしたね!!


さすがに恥ずかしいのか目を逸らす.
かなには,“疲れて”の意味が分かっていない.純真だなぁ…






 こうして風邪騒ぎも収まるかと思ったら,今度は代理が熱を出す.
代理が倒れたら,この専売所の運命が!と慌てるかな.
代理という枷が外れたせいで,新聞を一部1000円で売りだすひなたや
幼女にだけタダで配る変態を妄想する.


結構,失礼なだなw






 代理を寝かせて,かなは氷枕を用意したりお粥を作ったりと張り切って看病するのだが,
がんばりすぎて,逆に代理が落ち着けない様子.ユメたちにたしなめられる.



ユメ:「放っとかれるくらいがちょうどいいってゆーかー…」
ユーキ:「気を遣われると自分も気を遣うので,普段通りにして欲しいということだと思います」



かな,しょんぼり.



代理,ぐったり.


こんな弱々しい代理,初めて見たよ! らぶりー.





 気落ちして,心が弱ってしまったせいか,今度はかなが熱を出してしまう.
元気な様子をアピールするが,仕事は休みにして寝ろと代理の命令に,かなはさらにしょんぼり.
みんなが朝刊配達に出かける中,一人布団に入る.
目にたまる涙は一人にされた寂しさか,動けない自分への悔しさか.






かなは眠ってからも,みんなにおいて行かれるという悪夢を見る.
「なんでもしますから,一人にしないでください」,と悲痛な叫びをあげる.



おばあちゃんに死なれてひとりぼっちになったかなは,
また一人になることにかなりの恐怖を感じててるんだろうなぁ.




はっと起き上がると隣には眠っている代理.心配してかついていてくれたようだ.
かなは目を覚ました代理に,「すみません,全然役に立たなくて…」




代理は「かなにはかなの役目があるでしょ.居てくれなくちゃ」,といって部屋を出る.
ツンデレツンデレ
しかしその言葉を聞いても,かなの気持ちは晴れないようだ.


みんなの食事を作ったりして,ちゃんと役割を果たしてるはずのかなだけど,
自覚がないのか,よほど自分に自信がないのか.








 と,いつもとは正反対に,元気のないかなが目立つ放送だった.
かなが自信をなくしたままでの終わり方は,ちょっとすっきりしない.
次回でちゃんと気持ちいい結末になればいいんだけどなぁ.