生徒会の一存 #2 勉強する生徒会

　基本的に生徒会室から出るとなく話が完結する『生徒会の一存』，第2話．
（前回の記事はこちら．生徒会の一存 #1 駄弁る生徒会 - DDC blog）

　今回もオープニングからパロってたようだが，元ネタが分からない．声優ネタっぽかったけど…？
今回もちょこちょこと抜き出して紹介．

　Aパート．
今回は中間試験前という事で，みなで勉強しようと会長が提言する．
しかし実はこの生徒会役員はランキング上位に登るほどに成績のよいメンバーだった．
会長を除いて．

　勉強が出来る役員たちは，わざわざここで勉強しなくても，と面倒くさそう．
だがそんなメンバーを無視して，会長は（自分だけのために）勝手に話を進めてゆく．
まずは国語．
「国語のコツはシナリオだ」，と教えられるが理解できない会長．

「例えば，『相手が攻撃を宣言した瞬間，トラップカードオープン．
手札のマジックカードは全て墓地に捨てられる』という文章問題があったとします．」

そんな問題ありえねぇw
かわいい顔してTCGプレイヤか．一体いくらつぎ込んだ…

この時の相手のセリフを想像してみろ，といわれて悩む生徒会長．
分かるわけもないのに，「だから成績が悪いんですね…」と同情される始末．

「今の答えはこうです．
『甘いな！伏せカードオープン！　この瞬間トラップカードの効果は全て無効となる！』」

そのノリはTVのか…　どっぷり嵌ってるんですね．

　結局そんなグダグダが続き，全く勉強にならない．
そんな様子を見ていたギャルゲ男は考える．

「分岐点だな…」

ギャルゲのかよ！　3番目は BadEnd だろww

　しかしギャルゲ男はクイックセーブしてから3番目を選ぶ．
唐突に始まる「会長エンド」（R-18）．都合よすぎw
そんなギャルゲ男に気付いた会長は，妄想を強制終了させる．

5in. フロッピーか！　懐かしいなぁ…
この筐体は X68000 ？

会長は，何でもかんでもギャルゲに結びつける男に説教するが，
“ちゃんと現実とギャルゲの区別はついている”，と自信を持っていう．

「ギャルゲ信者の俺が，実際に現実の女の子を落としたところ見た事ありますか？
　現実と混同していない証です．」

会長：「単に現実が厳しいだけじゃないかしら？」

　Bパート．
さんざんな点数で真っ白に燃え尽きた会長．
あんな勉強会じゃ当然だ．
そこで今度は生徒会役員の方から会長の反省会がひらかれるが，
反省点はないと言い切る会長にギャルゲ男は激怒．

役員たちから説教を喰らう．

「エジソンは言いました．
『ボスを倒しに行くなら十分レベルを上げてからにしろ』，と」

この絵，遺族に怒られるぞw

　次々と繰り出される会長へのツッコミ．
最後には，「一番の反省点は，その幼児体型にあると思うの．」
もはや反省点でもなんでもない．
それを解決するために牛乳を飲んで…

頭から被って「娘TYPE」のエログラビアを飾るの！，と嬉しそうに語る．
最近多いよな，こゆ系…

　結局最後は，危機感から猛勉強するぞと意気込む会長に対して
「欠点に振り回されて，今の会長の魅力を失っちゃだめです．」と優しいフォロー．

…が，その言葉を聞いて自信を取り戻しすぎた会長．
調子に乗りすぎて，再び説教の憂き目にあうのだった．

　総評．
第1話に比べて，パロディー要素もずいぶん押さえられて
落ち着いたストーリになっていた．
（マニア向けになりすぎてて判別つかなかったのかも．）
キャラクタの特性も把握してきたし，こういったこぢんまりとした
ユルい話は好きな部類だし．

このまま視聴していこうと思う．