君に届け #9 新しい友達


 中だるみ? 『君に届け』,第9話.
(前回の記事はこちら.君に届け #8 自主練 - DDC blog





 今回は,「爽子がクルミと友達になった」という事だけ.
大きな流れはなかったので,レビューは省エネモード.





 クルミと二人で話をする爽子.
怖がらずに普通に話してくるし,「お人形みたい」と言われて
爽子はクルミをとてもいい人だと認識する.








やっぱりクルミは可愛いな.




そのことを矢野と吉田に話すが,二人が連想する人形はこんな感じ.








だが,これは的中している.
クルミも「髪の伸びる人形」という意味で言っていたのだ.
もちろんそんな事は口に出さなかったが.




爽子自身をして,「風早君みたい」といわせるほどに人当たりの良いクルミ
しかしその中身は,結構黒いのかもしれない.
まぁ,爽子から呪いの人形をイメージするのは,ある意味自然な発想だけど.






 そんなかわいいクルミに触発されて,
貞子もふわふわした可愛い子になりたいと思うようになる.
それを聞いた矢野たちは,髪の色を抜いてパーマを当てるのはどうかと言うが…








どう見てもヤンキーです.本当にありがとうございました.





 放課後,爽子は下駄箱で,下校する風早君に声をかけられる.








なんだか前回にも増して爽子は風早君を強く意識していて,
顔を赤らめたまま挨拶を返すこともできず,風早君の顔を見つめてドキドキしている.




そんな爽子の妙な雰囲気に飲まれて風早君の方も緊張する.
そしてなにかを言おうとしたところで,現れるクルミ




クルミ:「何をしてたの? 混ぜて?」








風早君はたぶん,下の名前で「爽子」と呼ぼうとしていたに違いない.





クルミは緊張で汗だくな爽子を見て,ハンカチを取り出してぬぐってやる.








美人は何やっても絵になるねぇ.
基本いい子に見えるんだけど,クルミは何考えてるか分かんないんだよな.





 優しいクルミにすっかりファンになった爽子だったが,
クルミの方は爽子を「友達なった」と風早君に話す.
アイドルから友達と呼ばれて爽子驚愕.








そしてその様子を,矢野と吉田が不思議そうに見ていた.






 と,そんな感じ.
風早君に完全に恋しちゃってる爽子とダークホースクルミがようやくゲートインしたわけで.
爽子はクルミを可愛くて誰にでも優しい人と思っているけれど
クルミの方が爽子をどう思って近付いてきたのかも
風早君に対してどんな気持ちを持っているのかどうかも,まだ全然分からない.


吉田はクルミに,あまり良い印象を持ってないようだけど
今までの放映をみる限りは,クルミが女版風早君と表されるのも当然なくらいに良い子だ.
まぁ,友達を印象操作して体育祭実行委員になったり,「呪いの人形」くらいは
普通の人間ならそんな事もあるだろうってことで.




 爽子のことを下の名前で呼ぼうとして呼べなかった(であろう)風早君だが,
クルミのことは「クルミ」と呼び捨てにしている.


が,実はクルミは「胡桃沢」という名字の愛称で,下の名前で呼んでいる訳じゃない.
爽子はまだこの事を知らないので,クルミが風早君にとっての特別な人なんだと思っている.
この事が爽子にとってどう重しになっていくのか,
また風早君は「爽子」と呼ぶことができるのか…
いや,無理だろうなー.



という事で,当ブログではクルミを応援していきたいと思う.