聖剣の刀鍛冶 #1 騎士


 最近では珍しくなった,純ファンタジーなアニメ『聖剣の刀鍛冶』.
刀鍛冶という単語に引かれて1話を視聴.


http://journal.mycom.co.jp/news/2009/07/24/030/images/001l.jpg




 大きな戦争が終わって平穏を取り戻した中世ファンタジー世界が舞台.
自由都市で騎士として治安維持に努める主人公の女騎士セシリー=キャンベル.
任務途中,荒事を収めた際に代々伝わる剣を折ってしまう.
あわやという所をある男に助けられたが,目を見張ったのは男が持つ剣.
相手の剣を切り落とすほどの名刀だった.



 そのような剣を持つ男なら折れた刀を打ち直すことができるんじゃないかと
その男が営む町外れの鍛冶屋を訪れるが,“もう刀は扱ってない”とケンモホロロ.
とりつく島もない様子に身の置き場を無くしていると,外から叫び声が.



 駆けつけてみると商隊が人外(いわゆるモンスター)に襲われている.
騎士として見過ごせない,と勢いよく前へ出るがなんせ自分の剣は折れていてどうにもならない.
仕方がないと刀鍛冶の男は,“その場で”新しい刀を打ち始めた.





 と,そんな感じの第1話.
主人公のセシリーは,パンプキンシザーズの隊長みたいな感じ.
女性ながらに貴族の跡取りで,模範となるべく戦ってるという立場や
愚直とも言えるほどの性格設定まで.
自分が歳をとってしまったせいか,「青いな」と思ってしまう.



 もう一人の主人公である刀鍛冶の男,ルーク=エインズワースは愛想の悪い偏屈キャラ.
若くしてそんな歪んだ性格だなんて,人格形成の時期になにがあったんだ.
ただしコイツの打つ刀は相当の代物.
打ち方が特殊で,刀の柄と材料の鉄鉱石だけ用意したら
なんと魔方陣を作り出し,呪文を唱えてそこで刀に変換するのだ.



これは斬新な設定だなぁ.厨二が喜びそう.



 その魔方陣を作り出すのは,一緒に住んでいるエルフの女の子,リサ.
マスコットキャラかと思ったら結構重要な役割だ.
この子が攫われて剣が作れない!なんて展開になりそう.




青臭さやコネコテ感に耐えられなくなるまでは見てみるかな.